トラブルが起こりがちな遺産相続は、弁護士に相談を

遺産相続と言うと、何かとトラブルに発展しがちです。どなたかが亡くなられた後、その遺産相続で、「きょうだいで争いが起こった。」や「紛争になって、解決まで時間がかかった。」などということを、見聞きしたことは、誰しもおありのことと思います。

「そうは言っても、遺産相続で争うなんて、遺産が何十億もある家族だけの話でしょう?」と、思っていませんか?実は、そうでもないのです。平成16年に内閣府が行った全国調査の結果では、この20年で、相続に関する相談件数及び遺産分割事件数は、死亡者数の増加率を上回る水準で増加していることがわかりました。また、低価額階級における紛争の割合が増加していて、紛争となっている事案の約4分の3が、遺産額は5、000万円以下という結果がました。これは、財産が多い家族よりもむしろ一般家庭で相続がスムーズに行かず、紛争になるケースが多いということです。

例えば、故人の遺産が、預貯金はほとんどなく、住んでいる家のみ(不動産)という場合など、残された家を売って分けるのか、それとも遺族の誰かが住み続けて他の相続人には金銭に換算した額を分けるのかなど、その財産の分け方にいくつかの方法があるため、相続人間で意見がまとまりにくくなりがちです。更に、「生前贈与があった。」や「個人の介護で金銭を負担した。」など、相続人同士で条件が異なる場合が多く、また、「財産は愛人に全て残す。

」や「財産は寄付する。」などの遺言がある場合など、遺産相続がスムーズにいかないケースは、たくさん見られます。このように、相続問題は誰にでも起こりうる問題です。自分の家族は関係がないと思わずに、生前に節税対策がてら弁護士に相談しておくと安心です。

相続問題を専門とする弁護士や弁護士事務所がありますので、トラブルが酷くなる前に、気軽に弁護士に相談に行くようにしましょう。

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